うーんうーんうーん【こばっくちゅ】

 スタイルシートってあれだよね。ビニールシートのお仲間さんだよね。たぶんホイホイカプセルぐらいの収納性と便利性を秘めている活気的なシートなのだと思います。広瀬くん、そんなシートいくらで買ったのかね。皆持ってる? しかもweb上に散乱してる? みんなSUGEEEEEと思うこばっくちゅくんが、長い前フリでお送りします。わかんねぇよスタイル(´Д`)
 原稿のほうは試験が終わったら仕上げる予定であります。今週末です、試験。日曜日には負のオーラを纏い、自棄酒に走る姿を目撃されることでしょう。ああそれきっと、背中に「ヲタクって呼ばないで♪」と書いてあるボクの姿です。なんてこった。こんなことしてていいのかなーとか思ったのですが、ちょい書きたいことがあったので、ちょろちょろと。勉強やる気しないとかそういった邪推は受け付けません(ぉ
 ご存知ではない方も多いと思うのですが、相棒である広瀬くんが激スランプちうであります。彼の日記にもその現状がちょくちょく見られていましたが、今回程のスランプは初めてなのだとか。日常的に書いているはずなのに、上手く書けない。今まで出来たことに、凄い時間を割いてしまう。リズムが乗らない。辞めたくなる。なーんて症状が、一般的なスランプですよね。実際、これでSSを書かなくなってしまった方も結構いるんだと思います。
 でもこれって、逆になくてはならない難関ではないかと、考えてみてはどうだろう。逆の発想。すなわち「やったついにスランプwwwキタコレwww」と思えるぐらいの器量は持ちたいなーと。何故か。自分の文章を改めて見直すことが出来るからです。ノリのいい時は、結構推敲なんかもいい加減になりがち。常にいい(と思える)文章が浮かんでくるから、ダーッと書けてしまう。ある一定以上のレベルになると、それが推敲の対象になるのかどうかも気づけないほど、綺麗な文章になっていたりします。けれどよくよく読んでみると、あれ? みたいな。で、スランプになると粗ばかりが見え、しかもその修正が上手くいきません。けれど、どこが悪いのか、また何がいけないのかを読み直す時間は先の状態より遥かに長くなるはず。そうして今まで気づかなかった自分の問題点や改善点が見えてくることもあるでしょう。
 文章を手がける人間なら誰しものことなんですが、完璧な文章などは作れません。何かしらにミスはある。それをいかに少なく出来るのかが、技術であり推敲であり読書量であり才能であり……いろいろあるかと思います。けれど何が足りないのか、どうすればいいのか、そういった自覚は持っていたいものですな。スランプではそれが顕著に現れるだろうから、広瀬くんにとってはいいチャンスではないかと思うわけだ。そういうの、自分ひとりでは気づきにくい部分もあるので、周りに相談出来る人間がいると、より改善と向上はしやすくなります。広瀬くん然りボク然り、お互いに補いながら伸びていくっていうのは効率的であるし、楽しいので。こりゃいいなーと。……そうは言っても、さすがにそろそろ脱出してくれないと困る方もおりそうだがね(笑)
 で、少し話がずれたりして。例えばボクが巡回している某絵描きさんの日記から、こんなことが書いてありました。

 絵を描いているとき「この色が!」「質感が!」「描き込みが!」と技術にばかり気がいって、絵の魅力という肝心な部分が抜けてしまう事があったりします。
どんな手法をつかっても”伝えたいテーマ”が伝わらなくては意味がない。
 一番大事なものが一番伝わるようにしよう!技術などは手段でしかない。というお話をしたのでした。

 まぁよく聞く内容でありますし、ボクらSS書きにとっても考えなければいけないこと、ですよね。技術が先か、愛情が先か、みたいな。なんですが、こういった語りを皆さんがしているのか、という疑問がちょびっと。「SSも趣味ですし、楽しく書ければいいじゃん。何をそんな小難しいことを……」みたいなことを考える人はいると思います。ボクはそれも悪いことだとは思いませんし、実際そういう部分も内包しているでしょう。ただまー、スタンスの違いというか。自分の中でこれでいいっていう天井を決めてしまったら、そこで終わりでしかなくて。それを続けたところで何か生産性があるのかと思うと、よくわからなくなってきます。趣味とはいえ……や、趣味だからこそ、どうせ書くならもっと面白いものを書きたいジャン? そんな風に思うわけで。スランプとか人それぞれに大小様々あるかと思いますが、それの受け止め方もまた違ってくるのかなーと、そんなまとめ。ボクは上手くなりたいなぁ。
 まぁなんだ。頑張れ広瀬くん。